 Once Around The World Tour 2010
ブリティッシュ・ロックの血脈を紡ぐ「イット・バイツ」。2009年7月に行った久しぶりの来日公演を大成功に収め、この日本公演を収録した2枚組みのライヴ・アルバムを間もなく発売予定、完全復帰した彼らの1988年にリリースした代表作『ワンス・アラウンド・ザ・ワールド』を再現するツアーが遂に日本上陸!新旧ファン必見のプレミアム・ライヴ!

Bob Dalton (Ds, Vo) / John Beck (Kb, Vo) /John Mitchell (Vo, G)
※ベーシストは都合により今回も Nathan King が参加します
IT BITES OFFICIAL SITE: http://www.itbites.com/ |
IT BITESは1982年に学友だったフランシス・ダナリー(G&Vo)、ディック・ノーラン(B)、ボブ・ダルトン(Ds)の3人がジョン・ベック(G)に出会って結成された。その後ロンドンに移ったバンドはヴァージン・レコードと契約し1986年にデビュー・アルバムをリリース、国内のアルバム・チャートで35位を記録する。翌年にはマリリオンやロバート・プラントとツアーを行った。1988年には一層プログレ色が濃くなった2枚目となる名盤『ワンス・アラウンド・ザ・ワールド』をリリースし、イギリス、アメリカ、日本などをツアーで廻った。1989年にはサード・アルバムが発売されるものの、4枚目のアルバム制作中にフランシス・ダナリーが脱退を表明。1991年に発売された『THANK
YOU AND GOODNIGHT』と題されたライヴ・アルバムがバンドの最後の作品となってしまった。
それから13年の歳月を経た2003年8月、フランシス・ダナリーがロンドンでファンクラブ向けのコンベンションを行い、ジョン、ディック、ボブの3人を招待し再会を果たすが、再結成のアクションが何も起こらぬまま1年が過ぎた。そして遂に再結成に向けジョンとボブは元ARENA〜KINOのジョン・ミッチェルにアプローチをする。ジョン・ベックとジョン・ミッチェルはこの時すでにジョン・ウエットン・バンドのメンバーで一緒に活動もしており、日本には2001年と2003年に2度にわたり一緒に来日していたこともあってお互いのプレイを熟知していたことや、ジョン・ミッチェルは10代の頃からイット・バイツの大ファンだったこともあり再結成での加入を快諾。こうして2006年に久しぶりのツアーを行い再結成を果たした。ベースには正式メンバーにリー・ポメロイが迎えらるが、2009年7月3日に行われた来日公演では代役でネイザン・キング
が参加、心配されていたフランシス・ダナリーの不在を見事に跳ね除けたジョン・ミッチェルのプレイを中心に完全復活をアピール、熱烈なファンに歓迎されたこの公演はライヴ・レコーディングされ、2枚組みのアルバムとなって近日発売を予定している。そしてバンドは名盤『ワンス・アラウンド・ザ・ワールド』を再現する企画のツアーをスタートさせ、この企画が遂に日本でも実現することになった。
イット・バイツの魅力は大英帝国の古典的なスタイルに固執することなく独自のスタイルによりブリティッシュ・ロックを継承している点だ。プログレッシヴ・ロックでありつつ、ハード・ロック、ポップス、そしてフュージョンをブレンドさせ、バラエティに富んだ作曲センスと優れた演奏能力に満ちた新作の楽曲は、どれをとっても魅力的である。再結成により新たな魅力を存分に発揮し昇華させたニュー・アルバムと、演奏能力の高さを改めて感じさせるライヴ・アルバムを同時にリリースしたイット・バイツ。今回限りのこの企画による来日公演は見逃せない。
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